2022.06.04

　岡富デイサービスでは、毎月第1金曜日に、介護職員・看護職員全員で、勉強会を開催しています。その目的は、技術・知識の向上だけでなく、日々の疑問や解決しておきたい事案に向き合い、どうすれば、利用者様に満足していただき、笑顔になっていただけるかを考えるために行っております。
　今月は、「認知症の医学的理解と事例検討」について、権利擁護センターの河野所長を講師に招き、皆で学び、皆で討議しました。

　認知症の原因疾患は、脳の萎縮部位の違いによって、型や症状が違う事を学び、病気の理解だけでなく、人に対する理解が何よりも必要であることを改めて意識しました。

　事例検討では、現場で悩んでいる事例を書き出し、皆で討論しながら、対象の事例に対しての理解や捉え方だけでなく、対処法や今後の関わり方についても、気づきを得ることが出来ました。

　今回の勉強会を切っ掛けにして、ただ、「どうしてだろう？」と悩むのではなく、色々な角度から考え、予想し、結び付ける事で、本当に利用者様が望んでいることは「何か？」を、より深く考えることができるようになりたいと思いました。
　権利擁護センター河野所長　ありがとうございました。