2019.10.25

高齢社会を迎え、誰もが介護をする立場、される立場になる可能性が高まっています。これからの社会情勢に対応できるように基本的な介護知識や技術を学びましょう!!

受講者募集(定員35名)に対し「介護中の方・将来来るであろう介護のためにの勉強・介護に興味がある・福祉の現場で役立たせたい」と定員超えの38名の受講生が集まりました。

9月12日(木)　社会教育センター　研修室6　　13時半～

第1日目「よくわかる介護保険」をテーマとし岡冨地域包括支援センター笠所長より講話がありました。

延岡市の高齢化率は全国、宮崎県よりも速いスピードで進んでおり、2020年には高齢化人口が最大になると推計されています。
今後は介護をどう変えてゆくべきなのか...?
介護保険とは悪くなったからと「ず～っと使うもの」ではなく、良くなる(今以上に悪くならない)ために使うものに変わってきているそうです。これからの介護は自立支援・重度化防止を積極的に進めていき、地域包括ケアシステムを利用した「まちづくり」をみんなで取り組んでいくべきだと教えられました。

9月26日(木)　社会教育センター　研修室6　13時半～

第2日目「身体と心の健康づくり」＆「傾聴のやり方」をテーマとし人財科学研究所　心理カウンセラー工藤智徳氏より講話をいただきました。

コミニュケーションを取るには一人一人の受け止め方が違うので難しいもの。自分と相手の感じ方・考え方は決して同じとは限らないそうです。グループワークや作業を取り入れて、自分のことだけではなく相手の感情に寄り添った話し方・聞き方(傾聴)の方法を学ことができました。
支援者の傍に居て話を聞いてあげるだけで意味があります。「決して無力感を感じる必要はないんですよ!!」と励ましのお言葉もいただきました。