2022.12.23

2022.12.22(木) ✿第6回目✿
「介護を解剖・生理学から考える」
九州保険福祉大学　社会福祉学部
　臨床福祉学科　稲田　弘子　教授

体重の60％を占める水分が、身体にとってどれだけ大切なのか(いつ飲むのか、何をどれだけ飲むのか)、高齢者が脱水症状になりやすい理由、生命維持に欠かせない食・排便・便秘・口腔ケア・その他カンフォータブルケアなど福祉大教授の難しくも解かり易い講義がおこなわれました。
　近年はこれまでになく熱を測る機会が多くなったが、熱が何度あるのかよりも平熱より何度上がっているのかが大事な事や、すい臓が悪くなると糖尿病になり、腎臓病を引き起こし、人工透析が必要になる事、それにはメタボリックシンドロームにならない事、健康診断でタンパク尿が＋になった時の再検査の必要性など、医学的に専門的な観点からのお話しなどもあり、とても良い勉強になりました。

✿参加者からの声✿
「透析・誤嚥も身近にあるので勉強しようと思いました」
「とても良い機会に巡り合え良かったです」
「素晴らしい講義でした。メモが間に合わず残念でした」
「母の介護をしていて、これまでイライラしていたことも理解出来るようになり、母に対し優しく接する事が出来るようになってます