続▶▷▶介護教室❢
2022.11.18
11月10日(水) ✿第3回目✿
「シニア時代のお家ごはん」をつくろう(調理実習)
宮崎県栄養士会 県北ケアステーション
管理栄養士 上杉 奈穂氏
【本日の献立】・鍋炊きご飯 ・レバニラ炒め ・お椀で作る味噌汁 ・人参サラダ ・キウイの飾り切り
健康のための基本は「食事」であり、健康長寿(日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと)のための3つの柱は、栄養・身体活動・社会参加なのだと教えていただきました。シニア世代の食事の傾向としては、炭水化物摂取に偏りがちだったり、1日の総エネルギー不足だったり、タンパク質が不足していたりするのだと言います。高齢者に「ちゃんと食べてますか?」と聞くと、たいていの方が「ちゃんと食べてます」と答えるのだそうですが、何を食べたのか確認すると必要量に全く足りていないのだと言われていました。
レバーの下処理はキッチンハサミを使用して流水のみで。
人参サラダの人参は千切り器やピーラーを使って簡単に!「細ければ細いほどいいですよ~」の先生の教えに、みんな必死に頑張っていましたが、普段は皮を剥くだけのピーラーをどう使えばいいのかと、試行錯誤していました。
鍋炊きご飯では、鍋・土鍋・フライパンを使用してガス火で炊き、同時に電気炊飯器でも炊き、速さや違いを実験しました。
なんと、ガスで炊飯したグループの方が早く出来上がり、味もほぼ変わらずに美味しかったです。
調理料がふたつで出来て、レバーの下処理に牛乳も使わず簡単でした。野菜たっぷりで美味しそうでした。
「お椀で作るひとり分の味噌汁」汁椀に野菜をいれて量をはかり鍋に入れる。汁椀に水を入れて量をはかり鍋に入れる。鍋に火をつけ野菜に火を通す。野菜を茹でている間に汁椀に顆粒だし・味噌を入れる。ゆで汁を少量加えて味噌を溶く。そして最後に茹でた野菜・ゆで汁を汁椀にうつしてできあがり。沢山、作り過ぎることもなく、一人分でも簡単にでき好きな野菜も沢山、摂れるのだそうです。
キウイは果物の中で一番!食物繊維が多いのだと教えていただき、みんな「よい事を聞きました」と驚いていました。ビタミン補給にもなり、キウイの皮を利用してカップにすると、とてもおしゃれになりました。
さぁ!できあがりましたね。みんなで試食してみましょう。
それぞれに、色々な感想や意見をいいながら「美味しいね」「これなら家でも簡単に出来るわ」「人参だけで1品になるとは」などど会話も弾んでいました。
本日の献立のできあがり❢
「おや、今気付きましたが、このグループはキウイが飾り切りされてませんね(笑)」
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