2023.02.04

老人センターには浴場があり、毎週火曜日と金曜の13時～16時まで1回100円(簡単な登録あり)で自由に入浴が出来ます。浴場には気分が悪くなった時の為に緊急ブザーがあり、職員がすぐ駆け付けられるようになっています。一人暮らしの方からは、「見守ってくれてるので安心してお風呂に入れる!」とお聞きします。
　入浴は「幸福感」をもたらし、温熱作用や浮力作用・水圧作用により健康増進にも効果があります。その一方入り方によっては体に負担をかけたり、入浴に潜む危険もあります。
　寒さが一番厳しい今、ヒートショックから体を守る安心習慣を身に付けておきましょう。

　➀入浴前に浴室と脱衣所を温める
　　※脱衣所は暖房、前もって浴槽のふたを開けておくなど
　②長湯はしない
　　※40度程度・10分を目安に
　③入浴前後に水分補給を
　　※脱水を起こさない為にコップ1杯の水分(麦茶・水・牛乳がおすすめ)
④飲食、飲酒後は控える
　　※食後は血圧が低下し、めまいや失神を起こしやすくなります
※睡眠剤や安定剤の服用後も控えて。

その他、急に立ち上がると、血圧が急激に下がり立ちくらみや転倒を起こすのでゆっくり立ち上がる。などに気を付け、もしヒートショックが起こったら、無理に立ち上がろうとせず体勢を低くし、落ち着くまでじっと待ちましょう。
　家族が浴槽内で意識を失っている場合は、すぐに救急車を呼び、浴槽の栓を抜きお湯を減らして体を引き上げ、沈まないように助けを待って下さい。

安全で効果的な入浴で、ゆっくりとお風呂に入り、日々の疲れた心と体を癒しましょう