2020.01.06

１２月２４日（火）、㈱宮崎ヒューマンサービス様のご厚意により、たくさんの種類の福祉用具を研修会場にお持ち頂き、使い方や使用・支援時の注意点などを分かり易く教えていただきました。
協力会員さんからは「最新の車いすの事が聞けて良かった」、「自宅に欲しい」などの感想や、「介護保険が適用になった時の負担額や具体的な値段」などについての質問が多く出されました。

自力での歩行は心身の機能を高める効果が大きいこと、個々の状態に適した用具を選ぶことが大切であること。なぜ福祉用具には右利き・左利き用があるのかなどについて、細かな説明をしていただきました。

利用者の起き上がりや立ち上がり時の支援、介護者の無理な姿勢を減らす事の大切さを学んだり、介護負担が軽減出来るモーター付きのベッドを実際に体験したり、多くの発見がありました。

入浴は大きな楽しみの一つ！でも滑りやすく転倒事故などの可能性が高い「最も危険な場所」でもある浴場。段差解消による転倒防止のほか、浴槽のフタが固定でき手すりもあり腰かけになるような用具を利用することで、楽にそして安全に入浴ができるようになるそうです。

最新の車いすも紹介していただきました。身体にあったものを選ばないと、痛みや円背を促してしまうそうです。スロープや乗降時の注意点も再確認しました。

ポータブルトイレは、人の尊厳を守るため、最も気を使いたい福祉用具。日中は自宅のトイレを使い、夜間や冬場だけ使用することで、転倒や温度変化などを防ぎ自立を促します。使用後の処理の仕方や消毒方法の質問にも答えていただきました。