2020.10.05

「遺品整理」「終活」と題して、元笑む笑むサービスのサポーターとしても活動されていた遺品整理士 吉田茂仁さんを講師にお招きし、生前整理について勉強しました。
　吉田さんから1枚の紙が渡され「亡くなった後に気になる事」を5つ書いて下さいと言われました。皆さんお墓の事、家族の事、財産の事、銀行や印鑑などは1つにしていた方がよいのかなど、沢山の意見や質問が出ました。
　吉田さんは、エンディングノートを紹介され、自分の意志を伝えるためにも、残された家族が困らないためにも、書き残しておく事が大事とおっしゃいました。
　最近ではデジタル遺品(パソコン・スマホなど)が多く、悪徳な遺品整理屋に頼んでしまうと、データが復元されて悪用される恐れがあるとのことでした。
　元気で冷静に考える事が出来る今だからこそ、これまで大事にしてきた思い出の沢山詰まった物をどうしたいかを考えながら、そしてまたこれからの人生をどう生きていくのかを楽しみながら、終活を進めていきたいと思います。
　生きてきた過去と、これからの未来を考えさせられる良い勉強会でした。
皆さんのこれからにたくさんの幸あれ‼

高齢者や独身者、家族関係が希薄な方、経済的な余裕のない方の孤独死、心筋梗塞・心臓発作・自殺などの突然死についても話されました。
　　　　　　

重いお話しでしたが、みなさん前向きに終活について考えていらっしゃいました。

延岡・西臼杵権利擁護センターの職員2名も参加し、「成年後見人」の視点からもとても良い勉強をさせて頂きましたとの感想をいただきました。